Djangoでアプリケーション作成①〜環境構築編〜

てちてちエンジニアのおっとーです。

この記事ではDjango×Pythonを使ったWEBアプリの作成を行っていきます。

全部を1つの投稿にまとめると長くなりすぎるので、

3部構成で紹介をしていきます。

  1. 〜環境構築編〜
  2. 〜アプリ作成編〜
  3. 〜本番環境編〜

これからDjangoを使ったWebアプリの作成を始める方は、

全行程を完了すると環境構築からウェブアプリ作成、本番移行までを行ったことになります。

環境構築編の所要時間は約20分です。

全行程の所要時間は約100分です。

では、早速環境構築編やっていきます。

Djangoとは

まずはDjangoに関しての簡単な紹介ですが、

DjangoはPythonで作成されたWebアプリケーションフレームワークです。

Model View Controllerデザインパターンを採用しています。

少しむずかしいので簡単に解釈すると、

ウェブアプリケーションを開発しやすくするためのもので、

保守性や生産性を高めるデザインパターンを用いてますってことです。

フレームワークとは

フレームワーク(Framework)は共通した作業や重複する作業に費やす労力を軽減するようなものです。

例えばテンプレート(雛形)を用いて、Webページの一部だけ変更して表示するようにすることもその一つです。

MVCモデルとは

MVC(Model View Controller)は、処理・表示・入力伝達の要素に分割して、

ソフトウェアの生産性や保守性を向上するデザインパターン、ソフトウェアアーキテクチャ(ソフトウェアの構造)のことを言います。

ざっくりとしたDjangoの解説はここまでにして、

実際に自分のPCにDjangoの開発環境を立ち上げるところまで見ていきましょう。

開発環境構築

 

Windows

Pythonのインストール(Windows)

手順①:Pythonの公式サイトからインストーラーをダウンロード
Python Releases for Windows
The official home of the Python Programming Language

現時点での最新版の3.9.7をクリックします。

PCが何bit版か確認をして、

Windows installer(32-bit)
Windows installer(64-bit)

をダウンロードします。

手順②:インストーラーを起動してインストールします。

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックすると、
インストーラーが立ち上がります。

画面下部にあるチェックボックスのADD Python 3.9 to PATH にチェックを入れてください。

Install Nowを選んでインストールを開始します。

手順③:インストールされているか確認

winキーとrを同時に押して、cmdと入力して「OK」ボタンを押下します。

立ち上がったコマンドプロンプトでpythonと入力しエンターキーを押下します。

Python3.9.7と表示されればPythonのインストールは完了です。

仮想環境の構築(Windows)

手順①:仮想環境を構築する場所へ移動(カレントディレクトリの選択)

まず、自分が仮想環境を作成したいディレクトリに移動するために以下のコマンドを実行します。

〇〇にはパスを入力してください。

cd 〇〇/〇〇/〇〇

例:cd C:¥user¥user¥Desktop (デスクトップをカレントディレクトリを設定する)

手順②:仮想環境の作成

自分で命名した仮想環境を作成する場合、

1行目の〇〇部分を自分の好きな仮想環境名にして仮想環境を作成します。

2行目は「名前は何でもいい」「とりあえず流れを知りたい」場合に実行してください。

python -m venv 〇〇〇〇
python -m venv django_app_env

ここの-mはモジュール選択を行っていて、venv(virtual environment:仮想環境)を選択しています。

選択されたモジュールは__main__に記述された処理を実行します。

正しく作成できていると仮想環境名でフォルダが作成されていて、

中には以下の様なファイルやフォルダが入っています。

手順③:仮想環境が正しく作成できているか確認

仮想環境に入ってみましょう。

先程仮想環境を準備するコマンドを入力したディレクトリから移動をせずに、

〇〇に自分が命名した仮想環境名を入力して次のコマンドを実行してください。

〇〇¥Scripts¥activate.bat

コマンドプロンプトで(作成した仮想環境名)の表示が確認できれば仮想環境の立ち上げは完了です。

手順④:仮想環境から抜ける

仮想環境を抜けたい場合は、次のコマンドで抜けることができます。

deactivate

Mac

Pythonのインストール(Mac)

手順①:Homebrewを使ってインストールしていきます
Page not found · GitHub Pages

赤枠部分をコピーします。

手順②:ターミナルからHomebrewをインストールしていきます

Ctrl+スペースキーを押下して表示される入力欄にterminalと入力してエンターキーを押下します。

ターミナルが表示されたら先程コピーした内容を貼り付けます。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
手順③:Pythonをインストールします

terminal上で次のコマンドを実行します。

brew install python3

 

手手順④:インストールされているか確認

terminal上で次のコマンドを実行します。

python3

Python3.9.7と表示されればPythonのインストールは完了です。

仮想環境の構築(Mac)

手順①:仮想環境を構築する場所へ移動(カレントディレクトリの選択)

まず、自分が仮想環境を作成したいディレクトリに移動するために以下のコマンドを実行します。

〇〇にはパスを入力してください。

cd 〇〇/〇〇/〇〇

例:cd /Users/user/Desktop (デスクトップをカレントディレクトリを設定する)

手順②:仮想環境の作成

自分で命名した仮想環境を作成する場合、

1行目の〇〇部分を自分の好きな仮想環境名にして仮想環境を作成します。

2行目は「名前は何でもいい」「とりあえず流れを知りたい」場合に実行してください。

python3 -m venv 〇〇〇〇
python3 -m venv django_app_env

ここの-mはモジュール選択を行っていて、venv(virtual environment:仮想環境)を選択しています。

選択されたモジュールは__main__に記述された処理を実行します。

正しく作成できていると仮想環境名でフォルダが作成されていて、

中には以下の様なファイルやフォルダが入っています。

手順③:仮想環境が正しく作成できているか確認

仮想環境に入ってみましょう。

先程仮想環境を準備するコマンドを入力したディレクトリから移動をせずに、

〇〇に自分が命名した仮想環境名を入力して次のコマンドを実行してください。

source 〇〇/bin/activate

コマンドプロンプトで(作成した仮想環境名)の表示が確認できれば仮想環境の立ち上げは完了です。

手順④:仮想環境から抜ける

仮想環境を抜けたい場合は、次のコマンドで抜けることができます。

deactivate

Djangoのインストール

Djangoをインストールしていきます。ここからはWindows/Macほぼ変わらないので、

Macをベースに説明してきます。(Windowsも時間ができたら独立させて紹介していきます)

手順①:Djangoのインストール

以下のコマンドを実行します。

1行目は最新版をインストール、
2行目はバージョンを指定してインストールする方法です。
〇〇部分には指定したいバージョンを入力してください。

pip install django
pip install django==〇〇
手順②:Djangoがインストールされているか確認

Djangoがインストールされているか、もしくはインストールされているバージョンを知りたい場合、

以下のコマンドを実行します。

python -m django --version

ここの-mはモジュール選択を行っていて、djangoモジュールを選択しています。

–versionでバーションを表示する処理を実行しています。

以上で環境構築は完了です。

お疲れさまでした。

次回はアプリ作成編をやっていきます。

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